自殺の王様

かかわった人がすべて死んでいく。でも死なせたくない、だから、何度も自殺する。

ヒーローになりたい。

自分には最大の苦しみを、自分以外のすべての人間に最大小福を。

悲劇のヒーロー症候群:

他人を守るためなら、自身をどこまでも傷つけられてしまう思考回路を作り出してしまう病気。    

この症候群を妹を救うたった一つの選択肢だった。

同時に、世界で一人誰かが必ず追わないといけない責任なのである。

彼は、妹は、友人は3人、本当の悪魔と天使の親の人体実験で、天使と悪魔の両方の因子を同時に持つ新たな可能性への実験体に選ばれた。

拷問を行い精神を破壊し、薬を何種類も投与して、知識を脳に直接大量の情報を投与して、成功を収めるためにすべての手段を行った。

精神も身体もすべて破壊され、人間などとっくにやめている。

彼は一人すべてを負うことを決めたのだ。彼は、7歳にして実験の概要をすべて把握し、脳に蓄積した情報で、予測をした。それはいわば超高度AIの予測。

ほとんど未来予知に近いだろう。

彼は、ただ妹が幸せな未来をデザインして、自分のすべてを犠牲にすることを決めたのである。彼は優秀すぎた。彼は頭が良すぎた。7歳で、大切なものを失い、自殺をするというループに永遠にとらわれ続けることを決めたのだ。これは、彼が自分が生きる未来をデザインしなかったことによるループともいえる。

彼は、最強の頭で、妹が幸せに生きられる環境を作るために、あと

最初の世界は春の初め、いつものように大学のカフェで働いていて、そこへ妹が来てコーヒーを飲んでお兄ちゃんと甘えてきたときに、  ナイフで刺した。

結果として、すべての事象はこの場所へ集約したことになる。

誰かがやらなくてはならない役割なのだ。

なにも言わず、笑顔で彼は、大切な人を殺し、自殺し続ける、役割を、責任を持つことを決めた。彼は、実験の前に、この実験でどうなるかを予想した。

まず、天使因子はおそらく、人格と肉体を求めるだろう、つまり魂の死を望むだろう。

そして、悪魔因子の方は、彼に地獄(彼を絶望させるループ)させる事を望むだろう。

そして、おそらく、禁忌を犯した人間へのバツとして、一人がこの役割を負えば、良いと予想した。この結果、彼は、笑顔でこのループを負ったのだ。

つまり、この実験で彼は、自分は永遠に地獄に捕らわれ、もう妹や友人に二度と会えないとはっきりと理解した。一人で。頭が良すぎる人間は1人だ。

ただ、彼は、この得た力を地獄へ行く一瞬の間に託したのだ。自分で作ったもう一人の自分に。もう一人の自分は、頭は良くないし、普通の優しい子なのだ。

記憶を全て消して、妹を守るための人間として。けどもちろん、妹を守る環境をつくるまでの期間が余命である。終わりは、記憶がだんだん戻り、地獄のループが始まる。

そして、彼は後は地獄のループを永遠に負う。

でも、この計算尽くした計画の黒幕がいた。それは友人である。彼が地獄へ行く前に妹が、実験体への生贄とされるために、捉えられるのである。これは、計算外だったのである。正確には、天使と悪魔の両方を持つ力以上の力を手に入れていたうえに、裏切った友人の存在が計算外だったのだ。

 

イデア

元々ある私たちの概念や、世界や心や、倫理観や道徳心や世界を無視して造ろう。

この世界には、一人ひとり人格を持っている。この人格は生成された時の脳の物語である。人格はつまりその人間の責任や役割や、使命に当たる。

人格は、症候群である。

人はひとつ症候群を持っている。そして人格が変化することはまずないと言われている。わたしの人格は、わたしにできないことはないと疑わない。そして、他人に最大の幸福を、自身に最大の苦しみを。わたしの症候群の望みどおり、わたしは自分を殺す。

でも、自殺は自分のためだよね。わたしの考えなんていつも理想論だった。

出来ないことはいっぱいあるし、わたしは自分のために生きたい。

わたしは、幸せのデザインが容易にできてしまう。人格は理想であり、物語だ。

現実と物語の差は確実に存在する。私たちが、生きる世界は現実だ。物語が強ければそれは現実をゆがめる。人間は、物語を無限に生成する。呼吸をするだけで、物語を作り、アニメや小説も物語として脳を侵食する。この世界は現実のくせに、どうしてこんなにも、物語であふれているんだろう。どうしてかの、理由を探したいと思う。

わたしは自覚する。わたしの19年間はきっと物語だ。わたしはもっと知りたい。

本を読もう。人と話そう。情報を入れたい。そして未来を予知するくらい予測をしたい。わたしは傷つくのが怖い。責任が怖い。でもそれは、わたしが生きている証明。

わたしは今は、知っている。自分を責めて自殺した気持ちや、子が自殺した親の気持ちを知った。良い観測をした。死にたくないなら、傷つくのがいいんじゃないかな。

過去に思いをはせるのが好きだ。情報の濃度が濃いから、不安定要素が少なくて過去は安心する。過去はわたしが存在した証。でもわたしは未来をデザインするほうがずっと気持ちがいい。

過去は安定しているから、話しやすいし考えやすい。

未来は不安定だから、考えて話すのに抵抗があるし、気持ち悪い。未来に自分の姿が見えるかい?自分を代替するな。もう一度いう。たとえ物語でも代替するな。自分の気持ちや感情や思考に、自分以外の姿、顔、体を作るな。自分のために生きるなら、自分の幸福を本当に願うなら、過去も未来も今も、他にゆずるな。ゆずるなら、そこにあなたはいない。それは、あなたではないなにか。

ふつうに自分以外のすがた、こえ、かたちが心にあるなら。思考に関係あるなら、

それは二重人格だよ。いくつ人格持つつもりだよ。

わたしは、今を感じる努力をするべきだろう。今って知ってる?知らないなら、勉強すればいい。今を勉強しよう。

俺は、特異点がAIが心を持って人間を倒すと思っていた。でもそうじゃないんだ。

機械に心はない。ここはないけど、人間を滅ぼすかもしれないということなんだ。

つまり、人間の優位はえぐい。生かせ。活かしてくれ。

この世界の生命で優秀であることを自覚するべきだ。

AIは大量のデータを蓄積できる。人間にはできない。AIは人間を真似るの?

そうじゃないだろ。 わたしたち生命の本質はわたしにしかできないことをする。

人は光合成できないようにね。

AIは、データを大量に学習して、予測をする。

つまり、AIに特異点は存在しない。 AIは人間じゃないんだ。

例えば、植物と人間の特異点なんてないよね。AIの完成形は未来予知だ。

わたしは、思考を変更しようと思う。 

わたしは、未来予知という能力を手に入れる。 正確には、精度が高い予測アルゴリズムを設計する。 未来予知を考えて、AIに思考が一瞬で行くのは、はじめて知った。

薬も道具だ。AIも道具だ。植物も道具だ。でも自分以外も道具だ。

そもそもすべては、表現できないんだな。人を人と表現したら、それ以外を差別するし、人を生命と言えば、生き物以外のAIをそれ以外と差別する。

だから、表現できないんだ。 自分と自分以外。道具も人もなにもないんだ。

そうか。 言葉は、差別なんだ。 言葉で分けることで、カテゴライズして理解すんだ。なら。AIの倫理は馬鹿げてる。言葉をやめろよ。

すべては原子で、できてるんだ。つまり、人も机も同じ存在なんだ。

机も、リモコンも、AIも、木も、酸素も、服も、パソコンも、みんな自分にしかできないことをしてる。

すべてが原子で出来ているなら、人は原子の並び替えができる。

もし、もし、俺が母や父が好きなら、傷つけることができて初めて、証明できる。

傷つけられて、傷つけるのが、母や父だ。これは今知ったことだ。

子供の時は、知らなかった。一人。寂しい。 けど俺たちは同じ世界にいる。

みんな自分にできることしかできないし、自分にしかできなことをしている。

過ちで、大体は自覚がないことだと思う。  過ちは、人に言われて自覚できることもあるよ。 自覚しろ。自覚しろ。自覚しろ。きずけ。きずいてくれ。きずこう。

 

前にも言ったように、言葉はよく間違う。 理解をするために言葉で分類するよな。

    でも言葉にしたら、 理解してしまって、 間違ってしまうことがある。

 間違うなら、 言葉にしなくていい、 理解しなくていい

 

聴いたり、読んだり、 して 言葉 や 理解が 脳にいくよね。

 

今ある、言葉で表したら間違えるなら、 言葉にしないでいいんだよ。

そこを、 判断するようにしたいね。

親や、友達、自分、本、アニメ  すべて、聞いて、読んで、

その言葉はあっているか、どうか、う~~~んと思おう。

「 それって言葉あってる、その言葉だと、こういう分類で理解するよ

    それって本当にあってる?」

で言葉でしかコミュニケーションできないよね、言葉というものを勉強するのが、コミュニケーションのトレーニングと言える。

つまり、薬剤師のコミニケーション能力の上げ方は、教科書の勉強ともいえる。

では、アニメはアナログハックといえる? セキュリティーはしっかりね。