今週のお題「習慣にしたいこと・していること」
弱い者は、何も選べない。幸福や愛なんてものとは、無関係なんて当然だ。
幸福になれなくてもいい、だから生きていたい。今すぐにでも、死ぬべきなのかもしれない。泣いて謝って、土下座して、何もかも失って、ようやく生きていることが許されるくらい、ぼくは弱い。わたしの心は、消えそうな灯だ。
弱いから、選べる道がひとつしかない。
この世の不利益は、すべて当人の能力不足。強ければ、どんな状況でも人は、幸福になれる。弱い奴は消えるしかない。
それでも、まだ終われないから。
わたしの生きていられる方法を見つけた。心が弱くても、呼吸ができない体でも、
何もかも失うその日まで、働き続けること、動き続ける事、抗不安薬ですべて忘れ、
また最初から、動き続ける事。
それが、世界で一番、弱くてもこの世にいられる方法なんだ。見つけた。
どんなに、弱くても、まだ、ここにいたい。
きれいごとを守って、肉体も心も燃え尽きるまで働き続ける、それでもいい。
それで、あと少しだけ、消えなくてもいいのなら。長生きできるのなら。きっと、それでいい。だって、あと少しだから。もうすぐ、消えてくれるから。
今、ここにいる奇跡を噛みしめながら、ほんの少し、息が吸えればそれでいい。
そうなのだ。何も呼吸ができない中で、働き続けることで、ほんの少し呼吸が出来るのなら、それでいいんだ。わたしの中で大切なことは、その一つだけなんだ。何に変えても。首が締まる時間よりかは、あの過去よりかは、ましだろうから。
命とは、光だ、そして、光は日々減っていく。光源はいつか消える。
それは、今日か明日か。命の限界はあと少しなんだ。