小説の執筆に役立つエッセンス

言葉を言い換えよう。

ポイント →   エッセンス、核、要所、目下(もっか)

今 →      即今(そっこん)、此の頃、刻下(こっか)

知る →      存じ上げる、嗅ぎ取る、心得る、見分を広める、

具体的 →   堅実

理解できない → 呑み込めない、解せない

とても  →  極々

読む  →  紐解く、閲読

 しかし → とはいえ、されど

 

新しい幕開け →  黎明(れいめい)の時は来たれり  悪役の現れるシーン

永遠にわかれること、死別 →  永訣(えいけつ)した  友などの別れを告げる

狭くて通行の困難な道 →  隘路(あいろ)をさまよう  悲しみで途方に暮れる

                            薬の密売所シーン

危険な感じがするさま → 剣呑(けんのん)な地    ナレーターの場所の説明

夢中になって、我を忘れること。心を奪われうっとりする→「忘我の境に入 (い) る」    

    花に心を奪われるシーン  「花の香りで忘我(ぼうが)の堺に入りかける。

便利な言葉

「不肖(未熟で劣ること。)ながら誠心誠意努力いたします」 先生に対しての言葉

「ああいう手合いとは付き合いたくありませんわね」

落ちぶれること。「零落した華族の末裔 (まつえい) 」  自己紹介、うわさ

 

小説の書くコツ

青色を、どう表現すべきか?」といった所ではなく、表現したい雰囲気につりあう「配色をどうすべきか?」考えるところにある

茶髪」を「キャラメルに似た薫り」や「ラテ色の髪」として描写

 

 

「コロケーション」

例えば、「あの人のことが好きだ」という感情を、文章で表現したいとしましょう。『愛』というフレーズが、頭の中に出てきたとします。

『愛』が~、うーん。なんと言えば良いのだろう?」と考えることでしょう。そうやって、少し考えて「愛が、ふとうごいていた」といった表現(言い回し)が、出てくるような仕組みになっているんですよ。

説明文:彼は怒った。

↓「彼は怒ったら、どうなる?」

描写文:彼の眉間にあったシワは深くなり、顔色は火照ったような赤みを帯びていった。