話し声も編集できたらきれいな女性声にしたい。
話し方はお姫様にしよう。
お嬢様言葉の練習をしよう。
頭に「ご」をつけたり、自分のことを「わたくし」と言ったり
YouTubeの最後は、いつもアニメの変なBGMを少し流して、
「敵にわたくしの位置情報がつかまれてしまったようです。いったん移動するので
動画はここで止めさせていただきます。ご清聴どうもありがとうございました。」
スカートがあればお嬢様風にたくし上げて上品な振る舞いをお見せしたい場面。
俺が出すのは自作のアニメの実写版としよう。
YouTube初回の映像
ナレーター役とセリフを自分で考えて、最初はあらすじから入る。
「ご機嫌麗しゅう、みなさま、わたくしは、アルテミシア プリンセプスと申します。
アルテミス王国の第14プリンスです。落ち込んだ少し言いたくなさそな雰囲気で
みなさんにはお伝えしないといけないことが二つほどございます。こころして聞いてください。
ここでめっちゃ深呼吸なんども ひひふーひひふー
めっちゃかわい子ぶって 恥ずかしくてなかなか言えない感じを再現
わた、わた、わたくしは、 、本当は男の子なんです。
ふー いえましたわー、わー嬉しいですわー
やりましたわー めっちゃはしゃぐ
とと、いけませんわ、お見苦しい所をお見せしました。
お話を再開いたしましょう。
実は、これには理由がありまして。
私の生まれ育った国は、豊かな森と水に恵まれた大自然の中にあります。森の中心には世界を愛し、世界に愛されているという言い伝えのある世界樹がそびえたっています。
私の先祖アルテミシアの一族は、先祖代々、この世界樹の守る守り人として生きてきました。わたくしたちは守り人の使命を胸に刻み、家族みんなで平和に暮らし、それはもうとても幸せな毎日でした。
、、、
ですが、この幸せな日々はつい先日にわたくしの手のうちからこぼれ落ちてしまったのです。
わたくしたちの住む森は焼け野原に変わり、村もみんなも全て、失ってしまいました。
わたくしは、この災いを引き起こした者を決して許さないと心に誓いました。
幸い、わたくしの母と父は無事でしたので、わたくしたちは、森のはずれの小さな村で暮らすことにしました。
わたくしは、わたくしの村を襲った原因を探ろうと、両親に協力を求めましたが、危険であるからと断られました。はじめは両親の心配を素直に受け入れて、家族で幸せになるのがわたくしの望みと思いました。
けれど、わたくしにはもう家族はいませんでした。
村を破壊して、森を焼き、村の人たちを殺して、家族を手にかけたのはわたし自身だったのです。
私は、生まれた時から世界樹の声を聴いて生きてきました。
だから、こうなることも本当は分かっていたんです。それにきっと、母上や父上も、村のみんなもわかっていました。世界樹は、世界を守るかわりに、愛する人々を殺す宿命をもっているんです。
みんなも、もうお判りでしょう。
そう、わたくしが、世界樹、アルテミシア プリンセプスです。
わたしは、みんなを守るためにみんなを殺さないといけなかったんです。
わたくしは、永遠に守り、殺す、宿命なんです。
わたくしは、母を父を、村のみんなを愛していました。でも、いつも、いつも、いつも
いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、
わたしは、愛する者を殺して、守ってきたんです。
だから、世界樹は世界を愛し、世界に愛されているんです。でもいつも、わたしの大切なものは、わたくしの目の前から消えていきます。
それは、とても苦しくて、とても悲しくて、もう耐えられませんでした。
だから、もう終わりにしようとしました。
「さようなら、みんな愛してる、みんなごめんね」
「待って、あなたは、世界樹じゃないよ、わたしたちのたった一人の娘だよ、
あなたを、憎んだことなんて一度もないのよ、
わたしたちは、今までもずっと、これからもずっと、あなたを愛してる
だから、生きて、あなたは世界中の誰よりも幸せになっていいんだよ。」
「ふふ、みんなにはかなわないな、ありがとう、
わたしは、これからも生きてみるよ、だれよりも幸せになって見せる
だから、ずっと見守っていてね、大好き!」
これでわたくしの物語はおしまいだよ。 I LOVE You---------